表現アートセラピーは、カール・ロジャースが確立した心理療法(クライアント中心療法)を基に、ナタリー・ロジャース(カールの娘)が展開している「パーソン・センタード表現アートセラピー」を、日本では、ナタリーから直接指導を受けた、小野京子さんが展開しています。
表現アートセラピーは、絵やコラージュ、粘土や造形といった視覚アートや、からだを使ったダンス、声や声楽、詩や散文、ものがたり、ドラマを演じるなどさまざまな表現を用いる統合的なもので、芸術表現を用いる心理療法のひとつです。
小野さんは、表現アートセラピーの日本における第一人者であり、今回は、心理療法領域だけでなく、アートと創造的な表現を用いることにより、組織内学習とチームビルディング、問題解決の促進に「表現アート」がラーニングメソッドとして活用できるかを、実際のワークなどをご紹介いただきながら、組織内の組織・人材開発などに、どのように活用できるかを考えます。
※心理探求的エクササイズ(左手で描く、ミラームーブメント、悩みや気がかりの絵など)を含む、多彩なエクササイズの展開をお願いしています
■日時
2014年11月15日(土)14:00-17:30(受付13:30から)
■会場
- 株式会社日本・精神技術研究所
- 東京都千代田区九段南2-3-27 2階
- 地下鉄九段下駅2番出口より徒歩6分
- http://www.nsgk.co.jp/company/access.html
- 東京都千代田区九段南2-3-27 2階
■講師
小野京子氏(表現アートセラピー研究所 代表)
- 臨床心理士
- 国際表現アートセラピー学会認定表現アートセラピスト
- NPOアートワークジャパン理事長
◆経歴
臨床心理士。国際表現アートセラピー学会(International Association of Expressive ArtsTherapy)認定表現アートセラピスト(日本で初めての資格取得者)。NPOアートワークジャパン理事長。神奈川大学大学院 非常勤講師。立正大学 非常勤講師。日本産業カウンセラー協会東京支部講師。日本女子大卒。日本女子大大学院(児童心理)修士号取得。米カリフォルニア州立ソノマ大学大学院(心理学)修士号取得。米国パーソンセンタード・エクスプレッシブ・セラピー研究所訓練プログラム卒業。European Graduate School(スイスにある表現アートセラピーの大学院)のAdvanced Study修了。ゲシュタルト・セラピーやヴォイス・ダイアログのトレーニングも受ける。
帯津三敬病院で心療内科やがん患者の心理療法にかかわったのち、さいとうクリニック、めだかメンタルクリニックにてアートセラピー、グリーフワーク等のグループ療法を担当。東京都の職員研修、産業カウンセリング協会、日本家族カウンセリング協会等での講師をつとめる。
スクールカウンセリング、企業でのカウンセリングや研修にかかわってきた。聖徳大学、都立北多摩看護専門学校、東京学芸大学、元講師。
◆主な著書
- 「表現アートセラピー入門 ―絵画・粘土・音楽・ドラマ・ダンスなどを通して」
- 小野 京子 著 誠信書房 2005年
- 「癒しと成長の表現アートセラピー」
- 小野 京子 著 岩崎学術出版社 2011年
◆主な訳書
- 「表現アートセラピー」ナタリー・ロジャーズ著
- 小野 京子・坂田 裕子 訳 誠信書房 2000年
- 「芸術と心理療法」ショーン・マクニフ 著
- 小野 京子 訳 誠信書房 2010年
■参加費
- ODNJ会員:2,000円
- 一般:5,000円
- (当日受付でお支払いください)
■定員
- 24名
- ※ODNJにご入会いただければ、会員価格でご参加いただけます。
- 入会は下記のリンクよりお申込みいただけます。
■交流会
研究会終了後、近くのお店で交流会を開催予定です。
費用は3,500円(会員/一般共通)の予定です。
※交流会は領収書は出ませんので、ご了承ください。
■お申し込み
お申込み受付は終了いたしました。
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