ストレスチェック制度が導入され、働くひとのメンタルヘルスに対して、これまで以上に職場の責任が問われる時代となってきました。ODNJの会員のなかにも、職場のメンタルヘルスの問題に取り組んでいる方がたくさんいらっしゃるかと思います。
メンタルヘルスの問題は、個人のストレス耐性といった要因だけでなく、仕事のやりがいや職場の人間関係、組織風土といったいくつもの要因が複雑に絡み合った問題です。中村和彦さんの『入門 組織開発』(光文社新書)のなかには、メンタルヘルス対策(EAP)の延長線上にODを導入したジョンズ・ホプキンス大学の事例が出てきましたが、このように、メンタルヘルスの問題とODは連続性のある課題と捉えることもできるでしょう。
今回は、「ワーク・エンゲイジメント」で有名な東京大学大学院の島津明人さんをお招きし、ストレスチェックなどのメンタルヘルス対策とODがどのようにつながっていくか、を皆さんと一緒に考えたいと思います。中村和彦さんにも、OD的な視点でのナビゲーターとしてご参加いただきます。
■講師
- 島津明人さん(東京大学大学院 医学系研究科 准教授)
- 中村和彦さん(南山大学 人文学部心理人間学科 教授、OD Network Japan 代表理事)
■日時
2016年9月23日(金) 19時 – 21時30分(受付:18時30分から)
※今回の研究会は金曜日の夜になりますので、ご注意ください。
■会場
株式会社日本・精神技術研究所 研修室(九段下駅より徒歩6分)
http://www.nsgk.co.jp/company/access.html
■参加費
ODNJ会員:2,000円 / 一般:5,000円
(当日、受付にてお支払いください)
■定員
24名
■お申し込み
お申し込みが定員に達したため、受付を終了いたしました。