2017年6月10日、NPO法人ODネットワークジャパン(代表理事:中村和彦)年次総会にて、キヤノン株式会社CKIコンサルティング部(以下キヤノン)の取り組み「キヤノン社内コンサルタント制度とその役割」が、第二回ODNJエクセレントアワード組織賞*1を受賞しました。
キヤノンは、2004年より社内にCKI活動(Canon Knowledge-intensive staff Innovation)を行う専任の社内コンサルタント制度をつくり、全社的に組織開発活動を運営しています。これは長期にわたる組織的活動であり、企業における総合的OD活動の大変秀でた取り組みとしてODNJより認定されました。13年にわたる活動およびそれを支える約30名の社内コンサルタントと現場支援の質向上に向けた育成のしくみなど、コンサルタント部隊としての工夫や独自性、長年にわたって蓄積された知見を入れたOD実践力が高く評価されています。本取組みの詳細は、2017年8月27日ODNJ年次大会の記念講演にて発表されます。
写真は、キヤノン小西部長(CKIコンサルティング部)とODNJ中村代表理事
ODNJエクセレントアワード組織賞とは
ODネットワークジャパンでは、組織開発(OD)アプローチによって組織を活性化させた組織(個人)を表彰し、優秀な事例を公表することによって、ODの普及と実践知の蓄積を促進することを目的としています。その視点で秀でた取り組みに対して、ODNJが表彰するものです。審査基準として、1)ODの実践であること、2)成果がでていること、3)継続した取組みであること(1年以上)、4)他に影響を与え知見を広めうる取組みであることなど、プログラムの目的性・難易度・独自性と成果を考慮しOD活動の効果性を審査するものです。
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